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コロナ騒動の中、リスク管理について考える

JUGEMテーマ:不動産投資

 

コロナ騒動の中、リスク管理について考える

 

経営者の視点で見ると(多分一人の人間の視点で見ても)、ものごとは多面的にとらえてバランス感覚をもって判断することが大切だと思います。

毎日毎日、「今日は何人の患者がでた」とか「夜の街では何人だ」とかいうニュースで世の中あふれかえっていますが、一つの側面(それも、検査数によって当然に大幅に変動する感染者数)だけを見て、当たり前ですが、何か大切なことがわかるはずもありません。

 

 

 

「専門家の意見をもっと大事に」という意見もよく聞きます。専門家の意見は専門分野ではもちろんとても大切ですが、それらを踏まえて、いろいろなバランスを考えて全体の方向とか、具体的な施策とか、を政治家なんかが判断するわけで、個人レベルでは一人一人の判断もそれと同様だと思います。

 

 

 

僕の兄弟は脱腸兄弟で、3人で合計7度くらいは脱腸の手術をしています(そのうち4回は僕)。

小学校6年生くらいだったと思いますが、かなり悪化させてしまった脱腸の手術を終えた僕に(今から思えば)青臭い若造の医者は、「手術で腸は外に出てこないようにしてあるが、おなかに力を入れすぎるといつでもまた出てきてしまうリスクがある。これからはあまりおなかに力を入れないように。腹筋の運動なんかは絶対にやってはいけないよ」と、のうのうと言ってのけたのでした。

 

子供ながらに僕は、そのアホな医者の言葉に強烈な違和感を覚えました。

「小学生の男子がこの先一生腹筋せず、どんな人生おくるねん!(大阪育ち)」

 

医者の言葉を無視して腹筋にいそしみ(人並だと思うけど)、人並み以上に腹に力の入る人生を歩んできた僕は、医者の言う通り何度か脱腸を再発し(一度はヨーロッパを自転車で縦断しているときに腸が出てきた)、しかし50過ぎても酷暑の中週に6回ハードなテニスができる(年代としてはやや)元気な肉体を手に入れたのでした。

 

どちらが良かったかは(自分的には)言うまでもありません。

 

ことほど左様に、医者の視点はとても狭い(偏見も含む)。もちろん専門的な意見としては本当に大切なんだが、しかし全体の判断は、まったく別物です。

 

 

 

 

コロナウィルスは人類の脅威だと思います。しかしバランスをもって考えれば、重症者数東京都で20数名(大半が老人)、死者のほとんどがかなりのご高齢者(風邪やインフルエンザでも一定数は亡くなってしまう)、という病気は今のところ、そのリスクなりの対応をとるべきだと、個人的には思っています。

 

 

リスクには「自分でコントロール可能なリスク」と「基本的には個人ではコントロールできないリスク」があります。

「コントロール可能なリスク」のうち、僕が常々「日常生活では最もリスクが高いのでは」と感じているのは「自転車通勤」です。

僕も30代のころは六本木にあったオフィスまで片道7キロを毎日自転車で通っていましたが、これってホントに危ない。大事には至りませんでしたが、2回ほど車にもぶつかりました。

 

「コロナを避けるために自転車通勤をする」

 

こういう人は、(腹筋をするなという医者同様)、多分経営者には向いていないと思います。

 

 

 

 

 

企業の「経営リスク」を考えると、コロナのような疫病もリスクだし、大不況とか、大地震とか、戦争なども大きなリスク要因です。経営に当たっては「自分でコントロール可能なリスク」だけ考えているのでは不十分です。

「戦争が起こった場合はどうするか」「東海大地震が起こったらどうするか」。

実効性はともあれ、経営者なら大きな社会的リスクも考慮に入れるべきでしょう。

 

 

「ワンマンバンドの経営リスクで最大のものはなんだろう」

と考えた時、今のところ僕の答えは「自分自身」です。

 

 

いずれにしてもだんだんと衰えていくのは避けられません。しかし、家族や社員や、社員の家族に対する責任を考えれば、「できるだけ健康状態を長く維持する」方がいい。だから体調管理、体力維持は大切です。

 

しかしもっと大きなリスクは、事故や病気などで突然死んでしまったり、動けなくなってしまうことです。そうなると、やはりサラリーマンと比べれば、かなり大きな影響、迷惑を周りに及ぼしてしまいます。

 

 

とはいえ、自分の人生を考えるとそんなにリスクばかり考えていてもしょーがない。腹筋の一つもせずに人生を歩むわけにはいかない。

 

無駄に高いリスクを避けつつ、予想されるリスクをあらかじめ考慮に入れ、事業や楽しみのためには積極的にリスクをとる

 

という感じでやっていこうかなと思っています。

 

とりあえず、長年乗り継いだオフロード一辺倒の車から、「予防安全装備」「運転補助」機能が充実した車に乗り換えようかなー、と検討中です。(2020年8月11日)

 

 

 

 

author:oneman-band, category:経済一般, 10:55
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