RSS | ATOM | SEARCH
アンマンで、やさしさについて考えた

JUGEMテーマ:不動産投資

 

アンマンで、やさしさについて考えた

 

 

 

 

香港を出発し、途中バンコクによった飛行機は、明け方ヨルダンの首都アンマンに近付いてきた。地平線がだんだん明るくなってきて、ようやく下界の様子があらわになる。

 

砂漠か!

 

見渡す限りの砂砂砂。ところどころにポツンと、砂の色をした粘土細工のような家が建っているのが見える。うわーすげーな、こんなところに人、住めるんだな。

 

 

 

今まで比較的たくさんの国を旅行してきたほうだけど、中東に降り立つのはほとんど初めてだ。日本からの微妙な距離感と、微妙なエキセントリックさ。「あえて行く」感が薄く、それにもまして、「イスラム教国で酒が飲めない」のが高い参入障壁となり、足が向かなかった。

 

しかし、今では僕も、後悔はしているが、自分の会社を(バリバリイスラム教国の)バングラディシュに持つ身となり、なんとかイスラム教国でつつがなく過ごすすべも身に着けた。

機は熟した。

 

 

 

ヨルダンのことは何も知らなかった。(世界遺産の中でもかなりすごい方の)ペトラ遺跡のことも、(おそらく現存する王妃の中で世界で最も美しい)ラーニア王妃のことさえも、存じ上げなかった。

ワンワールドが飛んでいること(ロイヤル・ヨルダン航空)、エルサレムにアクセスできること、が、かなり消極的ではあるが、今回ヨルダンを目的地に加えた理由だった。

 

 

 

ヨルダンは、とても素敵な国だった。

 

 

まず、人々が優しい。

男性がみんなハンサムである。女性も多分、相当な美人ぞろいだと思われるけど、イスラム教国の常で街には若い女性はあまりいない。

 

宿泊した新市街の家々は、びっくりするほど大きく立派で、「必ずヨルダン産の石を原料としたコンクリートで建てなければならない」という法律もあり、白く(近くで見たら白い)統一感があって、整然としている。

一方、ダウンタウンや、その周りの丘に広がる旧市街の町並みは、「いかにも中東」といった趣があって、そのコントラストも感じがいい。

 

 

 

 

エルサレムに一泊してアンマンに戻り、翌朝早くの飛行機でエジプトに向かうアンマン最後の夜。

 

よーし、せっかくだからバングラディシュで身に着けたあの技を使ってみよう!

 

ペットボトルの水を2/3ほど捨て、そこにウイスキーをたっぷり注ぐ。

これでOK.

それをちびちび飲みながら、夕飯を食べるレストランを探しがてら散歩に出かける。

 

 

アンマンは、日差しは強烈だが湿度が低く、朝夕は寒いくらい。夕日が傾いていく中、静かな住宅街を、コーランの声を聴きながらゆらゆら歩くのは、異国情緒この上なく旅情を誘う。

 

街で遊んでいる子供が自転車に乗ってついてくる。たまたま見つけたモスクを覗く。

 

 

中東の街は、いろいろな意味でアジアの街と異なっている。

レストランが少ない。アンマン人に話を聞くと、めったに外食はしない、とのこと。たまに休日前(木曜日)に外食をするくらいで、「アンマン人は外で食べるのが好きではない」らしい。どうりで。

アジアの街角にはいくらでもある、雑貨屋もほとんどない。たまに薬局がある。入ってみると、半分が化粧品で、その半分は日本製だった。

 

 

この時僕は、ある理由があって「安全ピン」を探していた。

安全ピンないかなーと思いながら、ぶらぶら散歩していると、珍しく、一軒の小さな雑貨屋を見つけた。

 

 

「多分ないだろうなー」と思いながら外からのぞいていると、30歳くらいだろうか、店の主人(ハンサム)が、満面の笑みで、無言で招き入れてくれた。なんて素敵な笑顔なんだろう。

 

小さな店を一通り見たがやっぱり安全ピンはなかった。レジに立っていた奥さんにお礼を言って去ろうとすると、恥ずかし気に見上げた顔にぱっと、得も言われぬ優しい笑顔が、咲いたように、浮かんだ。隣ではご主人がニコニコと笑っている。

 

こんな純粋な素敵な笑顔を見たのはいつぶりだろうか、と歓喜がこみ上げ、僕はすっかりアンマンが好きになってしまったのだった。

 

 

ところで、今回の旅行では、アンマン、エルサレム、カイロと、ここまでのところUberをフル活用しています。これってホントに便利。

タクシーと違って料金交渉しないでいいし、何より、行先を正確に伝えることができる(Map上で指定するので)。

客の評価が商売に直結するので、「窓を開けて走っていたが渋滞にはまったのですぐに冷房に切り替えたり」、「冷房を入れる前に、シュッと消臭剤を使ったり」するドライバーまでいて、不快なことがない。

日本のタクシーは料金は高いがサービス水準も高いので、不便はないが、日本を旅行する外国人にとっては、たとえ今の制限だらけのサービスであっても、Uberを使うメリットは大きいんだろうなー、と思いました。言葉通じないと、土地勘ない場所で目的地伝えるの、難しいもんね。(2019年6月21日)

 

 

不動産に関する話は、こちら「不動産賃貸経営博士」に書いています。よければこちらもご覧ください。

https://www.chintaikeiei.com/column/f-oneman/

 

 

author:oneman-band, category:旅行, 20:58
comments(0), -
Comment