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ロボットがもたらす仕事の未来

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ロボットがもたらす仕事の未来

 

 

NHK BSの世界のドキュメンタリー「ロボットがもたらす仕事の未来」にはとても多くのことを考えさせられました。

 


マーティン・フォードの「ロボットの脅威」をはじめ、この分野の本は結構読んでいるが、改めて映像で論点を突き付けられるとそこから想像力に火が付き、様々な未来像がリアルに頭に思い浮かんできて面白い。

 

 

ロボットやAIの急速な発展で、「仕事の質」が大きく変わる、ということは間違いないところでしょう。

問題はそれが

「仕事の減少」=「大量失業」につながるか

ということです。

 

 

今までの産業構造の変化の歴史を振り返えれば、いずれかの仕事がなくなればいずれかの仕事が生まれてきたことが分かります。農業から工業へ、そしてサービス業へ。

 

マクドナルドは世界中で何十万人もの雇用を生み出しています。

 

ロボット、AIの発達が新たな雇用を(必要なだけ)生み出すのかどうか。これにはいろいろな見方があり、どれが正しいかはわかりません。

 

しかし、

仕事の本質が「需要を満たすだけの供給を生み出す」ことだとすれば、供給をロボット、AIが担う世界では、雇用の大幅な減少は避けられないのではないか

と僕は思います。

 

「雇用を守るために、政府がそれらの発展に規制をかける」という主張もあるようだけど、でもそれは無理でしょう。そんなことが成功したことは歴史上ないわけだし。

 

 

 

多くの人の仕事がなくなったら、必ずしもみんなが働かなくてもよい社会になったら、ベーシックインカム制度の導入は必然と思えます。

 

僕は基本的に「ベーシックインカム」肯定派、というより推進派です。


「ベーシックインカム」の議論には、「働かなくてもお金をもらえるならば誰も働かない」とか「いやそうではなくてクリエイティビティが発揮されてさらに生産性が上がる」とかいう議論がつきものです。

しかし実際には、「みんな働かなくなったり」「みんなバリバリ働いたり」するわけはなくて、比率の問題です。

 


どのくらいの比率になるかわわかりませんが、しかし僕には、「働かなくても生活できるだけのお金がもらえるならば働かない」という人たちが、控えめに言って「ものすごくたくさん」出てくるのは、当然のことと思えます。

我々がワンマンバンドのビジネスで接する「生活保護を受けている人」の中の割合から想像すると、7割から8割くらいの人はそうなるのではないか。


そうなったときに。

今まであまり考えてみなかった未来像が、BSの映像を見ながら頭にありありと浮かんできました。


それは、表現は適切ではないかもしれないけど

「生活費を施され、何の仕事もしない大勢の人たちが、大きな柵に囲まれた世界で、あたかも社会のお荷物であるように生きている」

ような風景です。


ベーシックインカム制度の本質はここにあるのではないのか。いやそうではないのか。

 


文明の歴史は反逆の歴史でもあります。虐げられている人々が立ち上がり、制度そのものを根本的に変えてきた。

能力階級主義の世の中で、革命はいまだ、起こりえるのでしょうか?(2018年4月15日)

author:oneman-band, category:経済一般, 08:03
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